Manual, Advice : Tune up & Waxing Manual for SKI & BOARD Racing

 

チューンナップとワクシングの世界へ
スキー・スノーボードの性能を最大限にひきだすチューンナップ、より高い滑走性を生み出すワクシング…。
地形と気象という自然条件の影響を受ける雪の上を滑るかぎり、チューンナップとワクシングは必要不可欠な存在です。
もちろん、1/100秒を競うレースの場合とレジャーとして楽しむ場合とでは、そのレベルに差はありますが、チューンナップとワクシングによって滑りがより速く、
より正確に、より楽しく、より安全になることは間違いありません。
レーサーにとっては勝利に近づくために、レジャーとしては滑りを楽しむために、このマニュアルをお役立てください。


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1.レースワクシング SKl/BOARD 1st layer(Base/下地づくり、トレーニング)

ベース作り(雪質に合わせて滑走面にワックスをいかにしみこませるか)
ワクシングの重要性は「滑走面にワックスをいかにしみこませるか」にかかっているといっても過言ではありません。どんなに雪質にマッチしたワックスを塗っても、滑走面にしみこんでこそ初めてその効果を発揮するのです。雪温、雪質によって選定したワックスを<デジタル又はスマートワクサー>を使用してホットワクシングします。
ワクシングペーパー>を使うとより均一に塗ることができ、滑走面を傷めることもありません。
また、<テフロンシート>を使用すると、ワックスの焦げつきを防ぐことができます。スキーのサイドを<マスキングテープ>で保護すると、ワックスがビンディングに付着したり、プレートの隙間に入り込むのを防ぎます。アイロンで火傷しないようにご注意ください。
※アイロン温度は室内での融解温度を示しています。ワックスをミックスした場合は多少変わります。滑走面を痛めないようにワックスをたくさんたらして下さい。

1.<オーバルブラシスチール>で滑走面に残っているワックスや汚れをクリーニングして下さい。 2.<クリーニングペーパー>で拭き取ります。 3.スキーのサイドを<マスキングテープ>で保護すると、ワックスがビンディングに付着したり、プレートの隙間に入り込むのを防ぎます。 4.ワックスに合わせ温度を設定します。 5.雪質に合わせたワクシングをします。
6.ワクシングをします。
ワクシングペーパー>を使うとより均一に塗ることができ、滑走面を傷めることもありません。
7.冷えたらスクレイピングします。 8.<馬毛ブラシ>でブラッシングします。 9.<マイクロスチール>で仕上げます。  

<ワックスフューチャー>

※lst layerのホットワクシング後にワックスフューチャー(赤外線)をかけることにより、滑走性や持続性をさらに高めることができます。

 

2.ホルメンコールのワックス選定

ホルメンコールワックス選定の際、基本となるのは雪温と気温ですが、雪質と湿度も特に重要なポイントとなります。
数々の実績や栄光をベースに、最高のスピードを追求するワックス・コーティングテクノロジーから生まれたワックス「HYBRIDFXシリーズ」は、あらゆる雪質、湿度に対応。

(レーシングワックスの選定ポイント) 
1 スタートダッシュ 
2 持続性
3 滑走性
レーシングワックス選定の際、この3つが特に大切です。ただし、この3つの重要度は種目によって異なります。
ワックスはスタートダッシュと緩斜面の滑走性が最重要ポイントとなります。
※技術系種目(SL、GSL)はスタートダッシュが重要です。
※高速系種目(SG、DH)はスキー操作によって加速する事も可能なので、むしろ緩斜面における滑走性、加速性のほうが重要です。

また、特に日本の雪質の特徴も把握しておく事も必要です。
(日本の雪質の特徴)
1:結晶が全体的に細かく柔らかい 
2:湿度が多い 
3:引っ掛かりのある結晶(湿度の関係)
4:春先の中国からの黄砂
以上のことを踏まえて、大会前には、気温、雪温、湿度を計測し、雪質をチェックします。
ワックス選定で重要な事は、緩斜面の入り口〜出口でチェック・計測したデータがワックス選定の基準となることです。湿度計がない場合、目安としては雪を握って雪玉が出来れば湿度が50%以上であると判断してください。これにより、GW25やシリコンS133のアディティブが必要になります。

 

3. 2nd layer(Racing/レーシング)

1.<オーバルブラシスチール>で滑走面に残っているワックスや汚れをクリーニングして下さい。 2.<クリーニングペーパー>で拭き取ります。 3.スキーのサイドを<マスキングテープ>で保護すると、ワックスがビンディングに付着したり、プレートの隙間に入り込むのを防ぎます。 4.ワックスに合わせ温度を設定します。 5.雪質に合わせたレース用ワックスをワクシングをします。
6.ワクシングをします。 7.冷えたらスクレイピングします。 8.<馬毛ブラシ>でブラッシングします。 9.<マイクロフィニッシュスチール>で仕上げます。
 

4. レ−シングフィニッシュ SKl/BOARD/NORDIC

スピードシリーズで仕上げる

●スピードシリーズを使用して仕上げることにより、ターン後半の滑走性に伸びが生まれ、加速性がアップします。
HOLMENKOLはパラフィンと同じように良い素材を貪欲に捜し求める事から始めました。たくさんのフッ素素材の中から選りすぐった物を抽出、精製し、手間をかけ製造しています。そして、進化しつづけ、現在最も雪質に合う、そしてベース面にマッチするSPEEDシリーズを登場させました。
HOLMENKOL独自のNANOテクノロジーから生まれ、ワールドカップのサービスマンから大いに絶賛された「NANO SPEED CFC」。ここにもHOLMENKOLの豊富な経験と実績、信頼関係が現れています。

アルペン種目では、スタートダッシュと緩斜面での滑走性及び持続性が大変重要となります。「ハイブリッドスピードシリーズ」は、NANOテクノロジーにより各アイテムごとにフッ素樹脂のNANO粒子の種類を換え複数ミックス。それぞれが雪質に対応し持続性も兼ね備えた画期的な商品です。ナノ粒子により、滑走面及び雪面へのコンタクト面積が非常に大きく、高い付着性、撥水性、防汚性等の効果を発揮し、ゴールに至るまでハイスピードを維持します。また、「ナノスピード」は、スキーやスノーボードの滑走面やストラクチャーが冷えた状態でも、うまく適応します。


ハイブリッドスピードパウダー
Wet Mid Coldの3タイプ
1.ハイブリッドスピードパウダーを散布します。 2.<フィニッシュコルク>のフェルト部分で均一に伸ばします。 3.ベース用ブラシでブラッシングします。
4.マイクロフィニッシュスチールでブラッシングします。 5.クリーニングペーパーで仕上げます。

※ハイブリッドスピードシリーズを合わせて使用することにより、高い滑走性・持続性が得られ、勝利に貢献します。


スピードブロック
Wet Mid Coldの3タイプ
1.スピードブロックを滑走面に直接にムラなく塗ります。 2.ベース用ブラシでブラッシングします。 3.マイクロフィニッシュスチールでブラッシングします。 4.クリーニングペーパーで仕上げます。  

※ハイブリッドスピードシリーズを合わせて使用することにより、高い滑走性・持続性が得られ、勝利に貢献します。


スピードフィニッシュ
Wet Mid Coldの3タイプ
1.スピードフィニッシュを滑走面から20cmほど離してスプレーします。 2.乾く前に、フィニッシュコルクのフェルト部分で塗り込みます。 3.ベース用ブラシでブラッシングします。 4.マイクロフィニッシュスチールでブラッシングします。 5.クリーニングペーパーで仕上げます。

※ハイブリッドスピードシリーズを合わせて使用することにより、高い滑走性・持続性が得られ、勝利に貢献します。


スピードペーストレーシング
1.スピードペーストレーシングを専用スポンジで滑走面にムラなく塗ります。 2.ベース用ブラシでブラッシングします。 3.マイクロフィニッシュスチールでブラッシングします。 4..クリーニングペーパーで仕上げます。  

 

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